教室の様子(9/25~10/19)たけふ菊人形2020

10月も下旬ですね。昨日は家族でたけふ菊人形を観てきました。秋晴れのいいお天気で気持ちよかったです。今年はコロナの影響で規模は縮小されていますが、アラジンや美女と野獣の菊人形があったり、噴水の周りに様々な形のトピアリーがあったりと、素敵な空間になっていました。土・日・祝には大型遊具も運行予定だそうです。ぜひ遊びに行かれてみてくださいね。
また、今年は講師の澤田がたけふ菊人形のポスターイラストを描きました。色々な施設や町内の掲示板等に掲示されているので、もし見かけたらゆっくり観てみてくださいね。

毎年のことですが、季節の変わり目で体調を崩してお休みされる生徒さんが増えています。皆さんも体調にはお気をつけ下さい。ご予約時間の直前までは当日キャンセルも大丈夫なので、体調が悪いときは無理せずお休みして下さいね。

低学年クラス

写真の1枚目と2枚目は1年3ヶ月前から通っている兄弟の作品です。最初の頃に比べて集中力も長く続くようになり、絵の具の使い方もとても上手になりました。いつも「先生、今日もお絵かき教室とっても楽しかったよ(^^)」「うまくかけた!持って帰ってお母さんに見せる!」と言ってくれて、私も教室をやっていて本当によかったなぁと、嬉しく思っています。
3枚目は「あったらいいな こんな車」というコンテストに向けて描いた作品です。タイトルは『デパートカー』「楽しいお店がたくさんあって、いつでも行けたらいいな。ケーキ屋さんにパン屋さん、プールも付いてるクルマが自分の街に来て欲しいと思って描きました。」だそうです。素敵なアイディアですね。
5枚目~9枚目は自由制作です。季節柄、ハロウィンを描く子も多いですね。それぞれの子の「描きたいイメージ」を大切にしながら、必要に応じて構図の考え方(主役を大きく描こうね、など)や絵の具の使い方、色の混ぜ方、参考資料を見て描くことなどのアドバイスを行っています。

この絵は野菜を観察して描きました。野菜の形や微妙な凸凹具合もよく観察して描けました!ソライロは個別で作品制作を進めているので、同じ日にみんな一斉に写生をするというのは難しいのですが、季節によって野菜や花、静物などを準備しておくので、興味がある子は写生にも挑戦してみてくださいね。

低学年(スクラッチ、はじき絵、ビー玉ころがし)

低学年クラスでは絵画制作の他に様々な技法を使って描くこともあります。
1枚目は、「お友達の誕生日に絵をプレゼントしたい」とスクラッチ絵を描いてくれました。以前教室でやったことがあるので60分でスムーズに仕上がりました。ケーキにアイスクリームがいっぱい。喜んでくれるといいですね♪
3枚目ははじき絵です。宝探しの絵。4枚目と5枚目は絵の具をつけたビー玉を転がして模様を作ったり、デカルコマニーしたりしました。

このように一度やった技法を「先生、今日はまたあれやりたい!」と言って2枚目、3枚目に挑戦する子もいます。同じ技法でも工夫が増えてどんどん楽しい絵になっていきますね。

中・高学年クラス

1枚目と2枚目は「あったらいいな こんな車」というコンテストに向けて描いた作品。1枚目のタイトルは『空飛ぶ車』コメント「友達や、いろいろな人を乗せて、綺麗な景色を見たり、旅行へ行けたら良いなと思ってこの車を書きました。特にタイヤの部分を丁寧に塗りました。 」今はなかなか友達や家族で遊んだり旅行に行くことも出来ないからこそ、作者の思いが伝わってきますね。空が夕焼けのきれいなオレンジというのもムードがでていて素敵です。
2枚目は『魚つりできる車』「車の中でできない釣りが出来たら楽しいだろうなぁと思って書きました。移動しながら釣りをして、目的地はお魚を捌いてくれるお寿司屋さんです。 」ユニークな発想ですね。車の外観ではなく車内の風景を描いたという視点も面白いです。
他の作品も、作者の想いが伝わってくる力作ばかりです。5枚目は「TikTok で見た描き方を試してみた」そうです。現代の子は情報収集能力もすごいなと感心しました。

3月28日(火)にハピリンで開催予定の作品展に向けての制作もスタートしています。アクリル絵の具を使っている生徒さんの中で希望者はキャンバスに挑戦しています。どんな作品が仕上がるか、楽しみですね。

こちらは5年生の生徒さんたちが学校で描いた作品です。生徒さんのお母様から受賞のご連絡をいただき作品の展示を観てきました。2枚とも温かいメッセージが素直に伝わってくる、かわいくてきれいな作品です。この2人は1年以上前からほぼ毎週通ってくれています。
1枚目の作品を描いた生徒さんのお母様からのメッセージをご紹介します。「娘が学校で書いたポスターコンテストで特別賞をいただき、表彰式に出る事になりました。日頃の先生のご指導のおかげで、娘も成長したのだと思います。本人も自信がつき、嬉しそうです。どうぞこれからもよろしくお願いします」
入会当初から自分の世界や描きたいものをしっかり持っているEちゃん。教室に通うことでさらに自信がついたなら嬉しく思います。メッセージありがとうございました。

大人クラス・中学生クラス

1枚目はこの方の初めてのアクリル画です。これまではデッサンを続けてきましたが、アクリル画の技法も楽しそうに習得されています。次は教室の作品展に向けてキャンバスに挑戦します。
2枚目は陸上のコートを描いた作品。私は下描きの時に「陸上をしている人は描かないんですか?」と質問しましたが、Wさんは「描かない」と。完成した作品を見て、Wさんは、夕暮れに人のいなくなって電灯がついているこの情景を描きたかったのかなと感じました。3本の電灯と夜空が詩的な作品だと思います。
3枚目は中学生の生徒さんのデッサン。「球を描いてみたい」とのことで、教室にある石膏の球を描いてもらいました。光の方向や立体感を丁寧に書けました。次は作品展に向けた制作に入っています。
4枚目は大人の体験の方の作品。りんごの形の特徴をよく捉えて丁寧に描けています。この方は今後デッサンとデジタルイラストの両方に取り組んで行く予定です。ラインスタンプも作りたいそうです。楽しみですね。

この生徒さんは初めてのキャンバス作品で30号の大作を描きました。某絵画コンクールに応募するための作品です。テーマ選びや構図からじっくり時間をかけ、何枚も小さいエスキース(下絵)を描いてから本番に臨みました。
先日、「1次通過のお知らせがきました!初めてなのでこれだけでも嬉しいです(≧▽≦)」とメッセージをいただきました。とても時間をかけて一生懸命描いていらっしゃったので自分のことのように嬉しいです。受賞できることを祈っています。

体験教室

今月は体験の方もたくさん来てくださいました。参加された皆さま、本当にありがとうございます。
体験では基本的に自由に描いていただいています。最初はキャラクターでもOKです。キャラクターを描いても背景をオリジナルで考えてみたり、絵の具の使い方や混色について学んだりできます。また、真似から発展してオリジナルのキャラクターや世界観が生まれてくることもあります。
ただ、毎回キャラクターではものを見て描く力やオリジナルの絵を描く力がつかないので、生徒さんには1枚キャラクター絵を描いたら次はキャラクター以外を描こうね、とお話ししています。

体験からご入会くださった皆さま、ありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

それでは、10月後半からも皆さんの笑顔にお会いできるのを楽しみにしています♪

福井県越前市絵画教室
ソライロ絵画教室
澤田有季

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