写生コンクールの絵が完成しました

6年生の男の子と3年生の女の子の、写生のコンクールに出すための絵画作品です。3回に分けて通っていただいて、合わせて5時間ほどで完成しました。

2人とも「養浩館」という福井市の庭園を描いてくれました。
よく遊びに行く、親しみのある場所だそうです。親しみのある場所や好きなものは楽しく描けるのでいいテーマです。
複雑で難しい構図に挑戦しましたが、最後まで集中して丁寧に描き込んで仕上げてくれました。

お母様から、「家ではゲームやテレビなどの誘惑があってなかなか絵を集中して描けないので、この教室で集中して描いて最後まで仕上げることができて助かりました」というご感想をいただきました。ありがとうございました。

6年生の男の子の作品は、手前から奥に向かってカーブを描きながら並んでいる石畳が面白いです。手前の石を大きく、奥の石を小さく描くことで奥行きを表現しました。石の色もよく見ると少しづつ色が違うので、石の色にもこだわって着彩してもらいました。細かいところまでよく観察して丁寧に描き込んでいるので、見ごたえのある作品になりました。

3年生の女の子は、部屋の内部と窓から少し見える庭を描きました。
2点透視の複雑な構図で下描きに時間がかかりましたが、しっかりと下描きをしたおかげで色も塗りやすく完成度の高い作品になりました。
淡い繊細な色合いもとても美しいです。

夏休みは他にもコンクールや学校の課題を描いている子がたくさんいます。
最後まで丁寧に仕上げればいい作品になるので、皆がんばりましょう!

福井県越前市の絵画教室
ソライロ絵画教室
澤田有季

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